経歴

東灘への思い

私は1973年に神戸市で生まれました。
六甲の山々と海に囲まれたこのまちは、自然の豊かさと人の温かさが調和する場所です。
神戸市立山手小学校、生田中学校、県立東灘高等学校と地域の学校で学び、地元の人々の支えの中で育ちました。

1995年の阪神・淡路大震災では、兵庫区荒田町の自宅が全壊し、避難所生活を経験しました。
あのとき、地域の助け合いの力、人のつながりの強さを肌で感じました。
その経験は、今の「地域の力を大切にする政治を」という思いの原点になっています。

東灘の未来を考えるとき、私は「防災に強く」「子育てしやすく」「人がつながるまちづくり」を柱に据えています。
生まれ育ったまちに恩返しをしたい──その思いで、日々の活動に取り組んでいます。

ジャズコンサートへの情熱

2014年から、神戸空港JAZZライブのプロデュースを手がけています。
音楽は人の心をつなぎ、地域を元気にする力があります。
このライブは、音楽を通じて神戸の街を盛り上げたいという想いから始まりました。

当初は小規模なイベントでしたが、回を重ねるごとに多くの音楽ファンや地域の方々に支えられ、
今では神戸を代表する屋外ジャズイベントへと成長しました。

私はドラマーとしてステージに立つこともあります。
市民の皆さんと一緒に音楽を楽しみ、神戸らしい文化の発信を続けていくことが私の喜びです。

この活動を通じて学んだのは、「文化はまちの誇りであり、人をつなぐ原動力」だということ。
これからも、地域の魅力を引き出す文化活動を続けていきます。

証券マンとしての日々

2006年にSMBC日興証券に入社し、神戸支店でファイナンシャルアドバイザーとして働きました。
お客様の人生設計に寄り添い、資産形成や相続対策など、幅広い相談に応じる仕事でした。

2007年にはリテール表彰を受賞し、2009年9月には単月コンクールで全国1位を獲得。
その後、ルクセンブルクのロスチャイルド・ヨーロッパ・プライベートバンク研修にも参加し、
世界の金融現場にも触れる機会を得ました。

金融の仕事を通じて痛感したのは、「数字の裏には必ず人の生活がある」ということです。
単なる資産運用ではなく、一人ひとりの暮らしや人生に寄り添う提案こそが本当の仕事だと学びました。

この経験は、政治の世界に進んだ今も私の基礎になっています。
経済やお金の流れを理解し、現実的な政策を考える──
民間での経験が、市民の暮らしを守るための視点につながっています。

政治への道

震災を経験し、民間で働き、地域活動に関わる中で、「暮らしを守る政治」の必要性を強く感じるようになりました。
社会の変化が早い今こそ、現場の声を丁寧に聞き、実行力をもって課題を解決する政治が求められています。

2024年、兵庫維新の会 第四期政治塾を修了。
これまで培ってきた経験──防災、教育、金融、文化、地域運営──を政治に活かし、
誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指しています。

現在は、NPO法人神戸ユネスコ協会の理事として国際理解教育に携わるほか、
県立長田商業高等学校の非常勤講師として若い世代への教育活動も続けています。

政治は、遠い存在ではなく「生活のすぐそば」にある。
そのことを多くの方に感じていただけるよう、これからも東灘からまっすぐに声を届けてまいります。